メッセージ

 

 

「利用者のために社会福祉法人は存在する」という理念をくずさなければ、
どんな苦境においても、存在価値はある。

社会福祉法人善仁会 理事長
濱砂 重仁

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 社会福祉法人との出会い 

私は昭和58年3月10日、宮崎県宮崎市塩路に市民の森病院を開設、35歳の時でした。
「患者の為に医療は存在する」という理念のもと、仕事に専念していました。
病院の運営も安定してきた昭和62年、社会福祉法人愛生会(重度身体障害者療護施設愛生園)の当時の理事長より嘱託医を依頼され、その時から社会福祉法人との付き合いが始まりました。

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  宮崎県との協力体制  

平成7年に当時の宮崎県知事より依頼され、県内で唯一の身体障害者更生施設「宮崎リハビリ更生センター」(現:障害者支援施設宮崎リハビリテーションセンター)を宮崎市清武町に開設しました。
また、平成11年に宮崎市田野町にある社会福祉法人興陽会(特別養護老人ホームわにつか荘)の再建のため、宮崎県の依頼を受け理事長に就任しました。

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 宮崎県で初めての法人合併 

平成17年に社会福祉法人興陽会と社会福祉法人愛生会を合併し、社会福祉法人善仁会を設立しました。
この合併は、社会保障費の削減や労働人口の減少といった将来を見据え、経営の効率化や施設間の人事交流などを促進し、厳しい時代だからこそ施設同士が協力し合い、10年先、20年先も継続できる法人となるためのものです。

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 ご利用者のための施設整備 

平成15年3月に特別養護老人ホームわにつか荘を宮崎県初のユニット型個室として移転新築しました。平成21年7月には宮崎市田野町に小規模多機能型居宅介護事業所二ツ山を開設し、令和4年4月より生活介護事業所宮崎リハビリテーションセンター二ツ山にリニューアルしました。
また、木城町にある障害者支援施設愛生園を平成24年7月に移転し、全室個室の施設としました。さらに、地域密着型特別養護老人ホーム仁の里と認知症対応型通所介護事業所を併設しました。

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 そして、地域創生へ 

西都市の東米良地区は、高齢化が進み人口が減少している地域です。約20年前に東米良診療所を引き受けた時から、両親の故郷でもある東米良をなんとかしないといけないと思い続けてきました。そこで、平成31年4月から人口減少地域高齢者支援部会を起ち上げ、東米良地区における課題等の調査を行い、令和4年4月に西都市の東米良地区に新たな拠点として東米良仁の里を開設しました。この施設は旧銀上小学校を西都市から譲り受けた施設で、居宅介護事業、通所介護事業、ボランティアセンター事業を実施しています。また、地元のNPO法人東米良創生会の活動拠点でもあり、子育て支援事業や高齢者の移動支援としてデマンド交通事業、仕出し弁当や配食サービスなど、様々な地域支援事業を展開しています。
私たち善仁会は、1000年続く村を目指す東米良創生プロジェクトに参加し、積極的に取り組んで行きます。

社会福祉法人善仁会 理事長